甲状腺がんになりました…11 その後

手術

1ヶ月検診

1ヶ月ぶりの病院です。 

相変わらず激混みの中、まず採血から始まり、エコーでの検査、そして主治医の診察までじっと待ちます。

主治医は相変わらずクールで、その後どうですか、と一般的な会話で進みます。

採血結果、エコーともに問題無しとのことでした。

首の傷の痛みはないものの、常に首を軽く締められているような苦しさ、飲み込むときの違和感を伝えましたが、

主治医
主治医

ストレッチしてます? 

引き続きやってください。

とのことでした。

私も強く突っ込めないので、

やってるんですけどね…😓 と言って終わってしまいました。

うまく伝えられないもどかしさと、こんなものかという諦めで、その日は帰りました。

反回神経麻痺

反回神経麻痺が治っているかの診察は、主治医ではなく耳鼻科の先生が診ます。

そのため、1ヶ月検診とは別日にまた病院へ。

手術前、手術後に行った、長ーい管を鼻からいれる、あの検査です。

手術後の検査で問題がなければ必要ない検査ですが、私の場合は右反回神経麻痺があったため、麻痺が治っているかの検査です。

耳鼻科の先生は優しいおじいさん先生で、

先生
先生

力入れなくていいからねー

と、長い管を鼻から入れていきます。

手術直後の検査ではむせ、咳込んで管が入っていきませんでしたが、今回は全部入ってくれました。

結果、反回神経麻痺は治ったとのことでした。

声が出るようになっていたので、心配はしていませんでしたが、医師からの診断で一安心です。

声の戻り

術後1ヶ月で、仕事にも復帰しました。

会話が必要な仕事だったので、毎日喋ってたことも回復を助けてくれたのかなと思っています。

職場のみなさんが理解ある方々で、ガラガラ声でも、

リハビリになるからどんどん喋りな

と言ってくださったおかげです。

術後2ヶ月くらいには、声はほとんど戻っていました。

さらにその後

3ヶ月、半年、1年と検診を受け、癌の再発はしていません。

チラージンは毎日2錠、起床後に飲んでいます。

今のところ飲み忘れたことはありません😸

ただ、首の圧迫感はずっと残っています。

そして飲み込みにも問題が残っています。

嚥下問題

固形物は飲み込めますが、唾や水分は、飲み込みきれていないというか、少し残ってる感があります。

常に喉に唾が少量溜まっている感覚です。

そして上を向いた状態で飲み込むことができないので(その体勢で飲み込むこと自体ほとんどありませんが)、歯医者さんに行って、寝た状態で唾が溜まっていくと、むせてしまいます。

それが怖くて、歯医者さんに1年以上行けませんでした…

ストレッチもやっていてこの状態です。

これが後遺症なのか、諦めるしかないのかな、いつか元に戻ればいいなと日々思っています。

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