入院当日
入院時間は午後1時だったため、午前中は最終確認。
万が一の時のために、子供達にはそれぞれ手紙を書いていたので渡しました。
他に、遺言状も書いていたので、置いてある場所だけ伝えましたが、何もなければ開けないでと念押ししておきました。
遺言状は、コロナが流行りだしてから書きました。 コロナ初期は誰がどうなってもおかしくないと思ったので、残された家族が手続きなど困らないようにと、自分の希望も合わせて書きました。 今回はそれに少し追記しただけです。
病院へは一人で電車で行く予定だったのですが、この日から子供達を預かってくれる両親が子供の迎えに早く着いて、なら病院まで送ってあげるわーと、みんなで送ってくれました。
やっぱり親としては心配でしょうがなかったらしく、元々送ろうと思ってくれていたようです。 入院中は子供達のお世話をお願いしているし、本当に感謝しかないです。
病院前でみんなとお別れし、入院病室の階へ。
個室
入院階のナースステーションで、まずは身長体重チェック。
その後入院病室へ。 今回は苦しいながらも個室を選びましたが、入ってびっくり、ホテルみたい!と感激しました。
窓側には腰掛けられるベンチ。 外が眺められることが私には救いで、気分が塞がらずに済んだ気がします。 いつもここで食事をしていました。
テレビもwi-fiも付いていたので、不自由ありませんでした。 テレビはつまらないだろうなあと予想していたので、数冊の本と、小さめのノートPCを持っていきました。
私は金曜午後入院でしたが、手術は月曜午後と時間がかなり有ったため、PCで動画見たり本読んだりして時間を潰していました。
今までこんなに何にもしなかったことはなかったので、子供の面倒を見ている両親や、仕事を休んで迷惑をかけている方々に罪悪感を感じていました…💧
この手術までの長い時間をひとりでゆっくり過ごせたことと、術後の苦しさを考えると、個室にして良かったと実感しました。 相部屋だと自由に動き回るのもきっと気を使ってできなかっただろうなと思います。
個室の差額は本当に痛手だったんですけどね…
窓の外には大谷さんが✨よし、がんばろうw
手術前準備
入院後、看護師さんや薬剤師さんが代わる代わる来て、色々と説明をしてくださいました。
私は特にありませんでしたが、服用中の薬があればすべて申請し、管理してもらうようです。
入院中の予定表をもらい、それに従って検査などします。
術後はしばらく思うように動けないので、術後どうするのかをきちんと読み込む時間があって良かったです。
手術前までに必要なものの説明があり、院内で購入したものもありました。
・ペットボトルの水2本(持参可)
・前開きの紙パンツ
院内で買いました。
・術後の傷口に貼るテープ (シリコン製か紙テープか自分で選んで購入)
シリコンシート
(2枚入り)
紙テープ
(肌に優しい医療用)
私は、初めはシリコンシートを使いました。 院内で一つ購入(約1ヶ月使えます)、退院後ネットで二つ目を購入しました。 傷口が落ち着いてきてからは茶色の紙テープに変えました。
手術前説明
手術2日前に、手術室の看護師さんが説明に来てくれました。
手術当日の、手術室に入ってから終わるまでの流れを説明してくれました。 といっても患者本人はすぐ麻酔がかかって、醒めたら終わっているとのことなので、やることは特になかったのですが。
この手術室の看護師さんがとても優しく明るい方で、手術の緊張をほぐしてくれるように色々お話をしてくれました。 病気と関係ない話もしてくれて、気晴らしにもなり、とてもいい時間にしてくださいました。 感謝です。
そして、手術執刀医(主治医)が手術前説明に来てくれるはずなのですが、私の主治医はなぜかいらっしゃらず…、その日の担当医が説明に来てくれました。
事前に受けた手術説明とほぼ同じでしたが、やっぱり病院のベッドで先生と一対一で話すと、緊張感が増しました。
今回の手術は、
甲状腺全摘出術、中央区域郭清術
です。
ーーーー次回、手術です。
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